部下に苛立ってしまう時、優れたリーダーが考えるべき「たった1つのこと」【Ayway-Learning】
2021/09/21
仕事のできない部下にいらいらしてしまう・・・
そんな方も多いのではないでしょうか。
管理職というものは自身ではなく、「メンバーの力」で業績をあげていくもの。
この記事では、管理職に求められるノウハウと思考をお伝えしていきます。
【大前提】
メンバーから話しかけられやすい存在であること
管理職には必ず必要なことです。
いくら仕事ができても、チームメンバーから尊敬され、相談しやすい存在でなければ、チームとしての結果は出ません。
普段からメンバーに分け隔てなく接し、丁寧なコミュニケーションを取るようにしてください。
ただ、ここで言っているのは「ただ話しかける」というノウハウの話ではありません。
そこに、「想い」や「信念」がこもっていなければ、メンバーからは逆に不信感を持つことになります。
私が学習塾で管理職をしていた頃は、従業員について考える時間を作っていました。
管理職の仕事はチームメンバーを動かして結果を出すわけですから、チームメンバーを考えることは仕事を考えることと同じなのです。
その人は、「どんな状態なのか」「どんな想いを持って、どんなキャリアを望んでいるのか」
このように深く考えることで初めて、その人にどのように接するべきか見えてくるのです。
あまり難しいことは言いませんのでこれから言うことを意識してみてください。
・1日のチームとしての目標
・そのために何が必要でどの道筋で達成するのか
+それぞれを担当するチームメンバーの想い
+自分がそのチームメンバーに伝えたいこと
+それをどのように伝えるのか
できれば、その1日で「この人」をいうのを決めておきましょう。
そうしないと、意識が分散してうやむやになってしまいますからね。。。
頭の中のイメージはこんな感じです。
「あいつが気になるなあ」
「なぜだろう?」
「あいつの業績が落ちてきているから」
「何を伝えたいだろう」
「困っているならどんどん相談してほしい」
「なぜ、困っていると思ったんだろう」
「元気のない顔をしているからかな」
「なぜ、元気がないんだろう?業績が落ちているからかな?」
「いや、違うと思う。最近別れたって言っていた。それが原因じゃないかな?」
こんなふうに、深く考えられるようになると、自分が何をするべきか、そのタイミングがいつなのか
といったことが見えてくるはずです。
まずは、皆さん、メンバーについて深く考えることから始めましょう!
管理職の皆様もお困りごとがあれば、ご相談ください(^^)